--- 子実体のつくり

 子実体にはいろいろな形、色、大きさのものがありますが、だいたい次のようなつくりをしています。左側が子実体ができたばかりの時、右側は子のう壁が壊れて、中にあった胞子が無くなった時の様子です。

子実体

 単子のう体:子実体のうち、1個の子のうからなる型のもの。
 子のう:胞子を含む部分。
 子のう壁:胞子を包む膜(壁)の部分。
 柄:変形膜の一部が伸びてできたもの。
 変形膜:子実体の下に広がる膜状のもの。土台になる枯葉や木に子実体をしっかり接着させています。
 細毛体:子のう内にある糸状、網状のもの。
 石灰節:炭酸化カルシウムを主成分とする物質(粒状、星状)を含む節。
 軸柱:柄が延長して子のう内に伸びている部分。


戻る 日本変形菌研究会トップに戻る