<変形菌の生活史>
 風に運ばれて発芽に良いところに落ちた胞子は粘菌アメーバになり、バクテリアを食べて増えます。水分が多いところでは鞭毛を生やして泳ぎます。接合体は、バクテリアやカビなどの微生物を食べて多核の変形体に成長します。もしも暑さや乾きなどで環境が生活に適さなくなると菌核を作って眠ります。成熟した変形体は、いくつもの小塊に分かれ、胞子がいっぱいつまった袋状の頭を持つ子実体となります。
写真


CG:ジクホコリの生涯
ジクホコリの一生を紹介します。映像時間は、約90秒。最後に出てくるジクホコリの子実体の図は、小林路子氏制作の絵を使用しました。 (CG制作:野元 力)
CG:(科学技術振興事業団制作CD「変形菌の世界」中の「変形菌の生態」)

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